嫁ぐ娘へ、結婚式の日に母から贈るプレゼント:当日の朝に渡したい12のアイデア

文:MATCHIN編集部 · 2026年10月17日 · 9分で読めます

Two silver mother-daughter heart bracelets: an open heart for mom and a filled heart for her daughter, each with an adjustable slider and two small beads

結婚式の日に母から娘へ贈るプレゼントで、いちばん心に残るのは、その朝から身につけたり、ずっと手もとに置いたりできるもの。アクセサリー、式の前に読む手紙、そして物語を添えた家族の品です。一日が慌ただしく動き出す前の、静かなひとときに渡しましょう。12のアイデアと、渡すタイミング、手紙に書く言葉を紹介します。

この記事のポイント

  • 結婚式当日の贈り物は、一日中身につけたり持ち歩いたりできる小さなものを。アクセサリー、手紙、受け継ぐ品がおすすめです。
  • お揃いのアクセサリーなら、母もその日を一緒に身につけられます。娘さんは中まで詰まったハート、母はオープンハートを。
  • 定番は当日の朝、支度の時間。前の晩や前撮りの日も、ゆっくり渡せるタイミングです。
  • 母の手書きの短い手紙は、結婚記念日のたびに読み返したくなる贈り物です。

結婚式の日、母から娘へ贈り物はするもの?

必ず贈らなければいけないものではありませんが、すてきな習わしです。ふたりへの結婚祝いは、これから始まる新しい暮らしのためのもの。当日の贈り物はそれとは別に、母から娘へ、ふたりのあいだだけで交わすものです。

小さくて個人的なものを、支度の時間にそっと渡すことが多いようです。たくさんの人に囲まれる一日の中で、母と娘だけの数分間をつくってくれます。

当日身につけられる贈り物

花嫁が「なにか古いもの、なにか新しいもの、なにか借りたもの、なにか青いもの」を身につけると幸せになれる。この欧米の言い伝え「サムシングフォー」は、日本の結婚式でもよく知られています。この4つは、どれも母が用意できます。

1. サムシングニュー:お揃いのハートブレスレット

母娘お揃いのハートブレスレットなら、母もその日を一緒に身につけられます。娘さんは中まで詰まったハートを、母はそれを包むオープンハートを。式のあいだ、娘さんが前に立ち、母が親族の席から見守るとき、ふたつのハートは数歩の距離にあります。離れていてもつながっている。このブレスレットは、そのためにデザインしました。どちらのハートを誰がつけるのかは、ふたつのハートの意味をご覧ください。

留め具がないので、支度中に手間取ることもありません。1本1本が開くことのない細いチェーンの輪で、手を通して2つの玉を引けば手首に合わせて締まり、約14〜22cmまで調節できます。スライダーを手首の内側に回せば、写真に写るのはハートだけ。カラーはゴールドかシルバー、またはほかのアクセサリーに合わせて1本ずつ選ぶこともできます。白無垢や留袖などの着物を着るときは、ブレスレットを外すのがマナーとされています。和装の日は、前の晩など着物を着ていないときに、ふたりでつけてみてください。ひとこと:香水は先につけて、乾いてからブレスレットを。

シルバーのお揃いハートブレスレット。母の手首にオープンハート、娘の手首に詰まったハート

2. サムシングオールド:物語のある家族の品

祖母のイヤリング、母が自分の結婚式でつけたネックレス、いつから家にあるのか誰も覚えていない指輪。嫁ぐ娘にパールのネックレスを持たせる家庭もあります。誰がいつ身につけたのかを書いたメモを添えて渡しましょう。身につけた娘さんは、自分より前にいた女性たちを、少しだけ近くに感じるはずです。

3. サムシングボロー:母のベール、またはその一部

母が結婚式で使ったベールが残っていれば、娘さんがそのまま使うことも、レースの一部を娘さんのベールに縫い込むこともできます。髪飾りや、母が当日持っていた小さなバッグでもかまいません。借りたものは、いずれ母のもとに返ってきます。娘さんの特別な一日のかけらが、実家に帰ってくる。それが「借りもの」のいいところです。

4. サムシングブルー:ブーケに結ぶ青いリボン

結婚式の日付を青い糸で刺しゅうしたリボンを、ブーケに結んでもらいましょう。式のあいだは、ずっと娘さんの手の中に。何年もたって引き出しの中から見つけたとき、誰が用意してくれたのか、すぐに思い出すはずです。

式の前に読める贈り物

5. 結婚式の朝に読む手紙

ひとつだけ贈るなら、手紙を。前の晩ではなく、数週間前から少しずつ書いておきましょう。封筒にティッシュを1枚しのばせて、支度の時間に手渡して。日本の披露宴では、花嫁が両親への感謝の手紙を読む場面がよくあります。母の手紙は、その「お返事」を先に届けるようなもの。書き方と、そのまま使える言葉は、このあと紹介します。

6. 家族の女性たちからの手紙

祖母、おば、姉妹など、家族の女性たちに数行ずつ書いてもらいましょう。お祝いの言葉、思い出、自分が結婚するときにもらったいちばんのアドバイス。リボンでひとつにまとめて、ヘアメイクの時間に読めるように。どのページも、同じことを伝えてくれます。「あなたはひとりじゃない」と。

7. 母自身の「大切な朝」の話

人生が変わった朝のことを、娘さんに話してあげてください。母自身の結婚式の朝、あるいは娘さんが生まれた日。何に緊張していたか、誰が手を握ってくれたか、今の自分なら何と声をかけるか。母にしか贈れない贈り物です。娘さんの緊張が、ふたりで分かち合えるものに変わります。

結婚したあとも、ずっと残る贈り物

8. 新しい家のためのレシピ帳

「わが家の味」を教えてくれた料理を、余白にメモを添えて手書きで。うしろには、お相手の家の味を書き足せるページを空けておきましょう。言葉にしなくても、「新しい家族も、わが家の食卓に大歓迎だよ」と伝わります。

9. うしろのページが白紙のアルバム

生まれた日から婚約まで、娘さんの人生をプリントした写真で。1枚ごとにひと言を添え、うしろのページは結婚式の写真のために空けておきます。育った家族と、これから始まる家族をつなぐ1冊になります。

10. 家族の女性たちの結婚写真

母の結婚写真と、祖母たちの結婚写真を並べて額に入れ、列の端に空のフレームをひとつ。結婚式のあと、娘さんが自分の写真をそこに加えます。自分がどこから来たのかを、言葉なしで伝えてくれる贈り物です。受け継ぐ贈り物のアイデアは、母から娘へ、心に残るプレゼントでも紹介しています。

当日、ふたりで過ごす時間

11. 式の前の、静かなひととき

支度が終わったら、プランナーやカメラマンにお願いして、ふたりだけの時間を10分ほどつくってもらいましょう。ドアを閉めて、ドレスの背中を整え、アクセサリーをつけるのを手伝って。そして、ずっと取っておいたひと言を伝えます。チャペル式なら、入場の前に母が花嫁のベールを下ろす「ベールダウン」で、同じような時間を持てることもあります。

12. ふたりの思い出の曲

小さいころに歌ってあげた子守歌や、キッチンで一緒に踊った曲。披露宴のどこかで1回だけ流してもらえるよう、会場に相談してみましょう。その曲を選んだ理由は、ふたりだけが知っていれば十分です。

贈り物は、いつ渡すのがいい?

正解はひとつではありませんが、タイミングによって向いている贈り物が違います。

タイミング向いている贈り物理由
結婚式当日の朝(支度の時間)アクセサリー、手紙、サムシングオールドやブルーその日一日、身につけたり持ち歩いたりできる
結婚式の前の晩手紙、母自身の話、小さいころの思い出の品落ち着いて、ゆっくり話せる
前撮りの日家族の品や母のベールなど、写真に残したいもの当日より時間に余裕がある
結婚式の数週間前ベールの縫い込みなど、準備が必要なもの当日に慌てずにすむ

支度の部屋が別々になりそうなら、手紙は姉妹や友人に託して、ちょうどいいタイミングで渡してもらいましょう。遠くに住んでいるなら、「当日の朝に開けてね」と書いた封筒を、前もって送っておくこともできます。

結婚式の日に娘へ贈る手紙、何を書けばいい?

長く書く必要はありません。次の4つがあれば十分です。

  1. 思い出:小さいころの、ささやかで具体的なひとコマ。
  2. 今の娘さん:どんな女性に育ったのかを、2〜3文で。
  3. 願い:アドバイスではなく、なんでもない日のふたりの暮らしが、どんなふうであってほしいか。
  4. 母の居場所:どこに住むことになっても、母はここにいると伝えて。

キッチンの窓から外を眺める母。手首にはオープンハートのブレスレット

そのまま使っても、書き出しにしてもいい言葉を、いくつか。

  • 「いろんな日の支度を手伝ってきたけれど、今日は直すところがひとつもないね。」
  • 「家族から離れていくんじゃない。家族が大きくなるんだよ。」
  • 「あなたが生まれた日から、わたしの心にはあなたの場所がある。それは今も、これからも。」
  • 「式のあいだ、きっと泣いていると思う。でも全部、うれしい涙だからね。」
  • 「どこに住んでも、わたしの中には、いつもあなたの帰る場所があるよ。」

締めくくりは、お弁当に添えたメモと同じように。「お母さんより」で十分です。

よくある質問

結婚式の日、母から娘へ何を贈ればいい?

その朝から身につけたり、ずっと手もとに置いたりできるものがおすすめです。アクセサリー、母の手書きの手紙、物語を添えた家族の品など。一日中持ち歩ける、小さなものを選びましょう。

母から娘へ、結婚の記念に残る品は?

物語を書き添えて受け継ぐ家族の品、結婚記念日に読み返せる手紙、ふたりでつけるお揃いのアクセサリー。どれも、母と娘のふたりについて何かを語ってくれるものです。

花嫁の母が、娘とお揃いのアクセサリーをつけてもいい?

洋装なら、もちろんです。母と娘のお揃いのハートブレスレットのような小ぶりなアクセサリーは、ほかのアクセサリーともなじみます。留袖を着る場合は、ブレスレットは外すのがマナーとされているので、前の晩など着物を着ていないときに、ふたりでつけるのがおすすめです。

娘と、ふたりへの結婚祝いの両方を贈るべき?

両方贈ってもかまいません。結婚祝いはふたりの新しい暮らしのため、当日の贈り物は母から娘へ、その日のためのもの。役割が違います。

娘が2人以上いる場合は?

娘さん一人ひとりに詰まったハートを、母はオープンハートを1本。ハートブレスレットは2本・3本・4本・5本のセットから選べるので、花嫁も姉妹も、みんな母とお揃いにできます。選び方は娘が2人・3人・4人のときのお揃いブレスレットをご覧ください。

この記事はMATCHINチームが書きました。MATCHINは母と娘のためのアクセサリーをデザインしていて、この記事で紹介したお揃いのハートブレスレットもそのひとつです。

平置きしたゴールドのお揃いハートブレスレット2本。オープンハートと詰まったハート、それぞれにスライダーと小さな玉が2つ

お揃いのハートブレスレット

あなたにはオープンハートを、娘さんにはひとりずつ詰まったハートを。

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